皆様お元気でしょうか?
お身体お変わりないでしょうか?
栗山の夏の暑さはだいぶ落ち着き、過ごしやすくなってまいりました。
カレンダーを見ると8月も終盤。年々一年のサイクルが早く感じてきております。
秋になりますと、栗山町は新米のゆめぴりか、玉ねぎ、じゃがいも、かぼちゃ、レッド種という品種の秋のメロンなどが旬を迎えます。いずれも栗山町自慢の一品です。
栗山町の秋と言えば町民のみならず、近隣市町村の皆様も楽しみしているのが、『栗山天満宮秋季例大祭』通称、栗山秋まつり。
300店以上の露店が栗山町内にずらっと並び、毎年20万人以上のお客様が集まる、栗山町で一番集客力のあるお祭りです。
誠に残念ながら、栗山町を代表するこちらのお祭りも、コロナウィルスの影響で8月20日に中止のアナウンスがされました。
この他にも栗山町には、春の『老舗祭り(しにせまつり)』、夏の『夏まつり、匠祭り(たくみまつり)』といったお祭りがあるのですが、軒並み中止となりました。
致し方ないことだとはわかっているのですが、とても寂しく感じます。
町内での飲み会、食事会などの頻度、人数は大幅に少なくなり、週末であっても町の人通りは少なく、活気が失われたように感じることが多くなりました。
私達は、栗山町のふるさと納税担当者として、何とかふるさと納税の力で、コロナウィルスで気持ちが沈む町を少しでも活気づけられないかと考えました。
栗山町は農業が盛んな町ですので、ふるさと納税返礼品事業者さんの多くも農業生産者さんになります。
毎年多くのお褒めの言葉を頂きますし、担当者ながら美味しい生産物だと心から思っています。
ふるさと納税という寄附者の皆様からの支援の力を、より町内全域に届けたいという思いを込め、改めて農業生産者さんだけでなく、町場の事業者さん方へも積極的にお声がけを行いました。
そこで、改めて私達も協力させてもらいたいと思う取り組みの存在に出会いました。
取り組みの名称は、『Kuriyama Park Fund(クリヤマ パーク ファンド)』。
栗山公園という町の公園の指定管理を栗山町より受けている、町のお花屋さん『高橋ダリア』さんの取り組みです。
栗山公園はその名の通り、栗山町の公園です。
栗山町で生まれ育った子供達、通称「栗っ子(くりっこ)」達の多くが、子供の頃から遊んでいる公園です。
公園といってもただの公園ではありません。
ブランコ、鉄棒、砂場にジャングルジム、一般的な公園の遊具はもちろん。
園内には、BBQ場、キャンプ場、地場産野菜の直売所に、かつて北海道内で使われていたSL機関車の車両、そして子供達に一番人気の無料で入れる動物園『なかよし動物園』。
例年、週末になると園内は町内外から訪れた親子連れで溢れかえります。
運営している「高橋ダリア」代表の高橋和則さんは、「今、公園で遊んでいる子供達が大人になり、子供に恵まれ、親となったときに、自分の子供を連れて来られる場所として、この公園をこれからも残していきたい」と語ります。
ですが、これだけコンテンツ豊富な公園の維持は、決して簡単なことではありません。
公園の維持、存続のために今年から始まったのが、KPF(Kuriyama Park Fund)なのです。
KPFの名のもと、栗山公園オリジナルグッズを作製、来場者の方々に購入して頂き、収益を公園の活性化に役立てていくと、思いを込めて園内にショップをオープンした矢先にコロナウィルスの感染者拡大による緊急事態宣言。
栗山公園ももちろん全面閉鎖となりました。
この事態を打開するために、栗山公園オリジナルグッズをふるさと納税返礼品に追加することとなりました。
栗山公園に来ることが出来なくとも、公園を存続させる活動に賛同してくださる皆様が応援出来るようになりました。
今年の『ふるさとチョイスアワード2021』には、こちらの取り組みの紹介でエントリーさせて頂きました。
一人でも多くの人に栗山公園の活動を知って頂ければと思います。
『寄附者の皆様からのご寄附には、未来の子供達の公園を守る力があります。』
これからも私達は皆様からのご寄附を、栗山町の未来に向けて、有効に使わせて頂きます。
引き続き、北海道栗山町ふるさと応援寄附をよろしくお願い致します。