のち子レポート②で「接ぎ木(つぎき)」について紹介した通り、他の方法で接ぎ木をしている農家さんの作業の様子を見せていただきました!
伺ったのは〈池田農林さん〉です。
千葉県出身の池田さんが6年前に栗山町へ移住し、3年の研修の後、独立し新規就農3年目の農家さんです。
では、池田さんが師匠から受け継いだ接ぎ木の方法は、まず、台木(栄養をたくさん吸収する根を持つ樹)の双葉の間に切り込みを入れます。
そして、美味しい実のなる苗木を台木の切り込み部分に差し込みます。
栄養をたっぷり吸収してくれる台木と、美味しい実をつける苗木を密着させる。
その接着部分をクリップで留めれば、あとは成長する力を信じ、温度管理、太陽光の調整などをしていきます。
クリップ留めをしてから2週間程で、しっかりと密着します。
実がなるくらいの太い樹になっても、その繋ぎ目ははっきりと見ることができます。
ニョキニョキとつるを伸ばしていく様子を見るとしっかりと根から栄養が行き渡っているのだと感じられます。
さてさて、実が生るまでまだまだ色々な作業があります。
その続きはまた今度!
アラサーのちこがお送りしました!!
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