北海道栗山町にあります「小林酒造」は創業明治11年、今年で139年(2017年現在)になる北海道最古の酒蔵です。
『北の錦』の名前で知られていまして、これは創業者の初代小林米三郎さんの「北の地で錦を飾る」という思いが込められているそうです。
そんな北の錦が大好きな『くりやま日本酒ガール』が栗山にはいるそうです。
『くりやま日本酒ガール』酒蔵を案内してもらいました!
酒蔵の前で待ち合わせです。
案内してくれるのは栗山町にお住いの野澤かほりさん。
今日はよろしくお願いします!
写真の奥に丸い大きな玉がぶら下がっているがわかりますでしょうか?
これは『杉玉(すぎだま)』といいまして軒先に吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割があるそうです。
吊るされたばかりの杉玉まだ青々としてますが時間が経つことにより茶色がかってきます。
この色の変化を見て新酒の熟成の具合がわかるわけですね。
歴史と伝統を感じます。
長い年月を感じる煉瓦造りの酒蔵です。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地にもなったとのことです。
現在小林酒造は日本酒造りの真っ最中。
最も忙しい時期は杜氏さんが不眠不休でかかりきりになるそうです。
この蔵の中で皆さんが一生懸命お酒を造っているんだな…
いつも美味しいお酒ありがとうございます!
栗山町の小林酒造の酒蔵には『北の錦記念館』という直売所が併設されています。
かほりさんが記念館で貸し出されているはっぴを羽織って案内してくれました。
記念館には「蔵元限定」「シーズン限定」「本数限定」などのレアなお酒が多数あります。
かほりさん何か掘り出し物を見つけたみたいですね。
記念館ではお酒の試飲も出来ます。
しかもこんなにたくさん種類があるんです。
迷っちゃうな…
かほりさんどれがオススメですか?
だ…大吟醸!
大吟醸と言えば酒米の精米歩合は50%以下!
お米を磨きに磨いて作られたお酒!
しかも小林酒造のお酒は北海道産の酒米「吟風(ぎんぷう)」、「彗星(すいせい)」を使用した文字通り『北海道のお酒』!
とっても美味しそうです。
かほりさんにお酌してもらっちゃいました。幸せです。
『真冬詰 大吟醸』たいへん美味しゅうございます!
フルーティで上品な風味ながらも濃厚でコクがあります!
さすがかほりさん!さすが北の錦!
皆さんも小林酒造の北の錦いかがですか?