
秋は怒涛のイベントカーニバル。
札幌大通りで野菜を売ったり、東京代々木公園でカレーを売ったり、栗山町でふるさと納税してくれた人達をおもてなししたり。
まだまだこの後も、地域おこし協力隊主催の女性向けモニターツアー(詳細はこちら)や、札幌地下道オーロラタウンでの物産展(詳細はこちら)などが続きますが、ここにきてようやく一段落。
イベント前後になるとあっという間に時間が経ってしまうので、覚えている間に印象に残った話を書いておきますね。
札幌オータムフェストでご一緒させてもらった、栗山町の国岡農場の国岡さんに伺った話です。
国岡さんはもう何年もオータムフェストに出展されていて、栗山町の野菜を販売しているんです。
オータムフェストは飲食系のブースが多く、野菜をメインで販売しているところはあまり無いので栗山町は結構人気のブース。

何年も出展しているだけあって常連さんもたくさんいらっしゃいました。
私が見ているだけでも「今年も買いに来たよー!」って声をかけてくださる方が何人もいました。
すごいですね!って国岡さんに言うと、「嬉しいよね」ってこの話をしてくれました。
国岡さんは自分の作った野菜だけでなく、お知り合いの野菜もオータムで販売します。
その品目の中に片山農場さんのトマトがあります。

片山農場さんのトマトは水っぽくなくて、肉厚で、味が濃くて本当に美味しいんです。私も大好きです。
そのトマトを毎年オータムフェストに買いに来るおばあちゃんがいたそうです。
毎年来てくれるから片山さんも国岡さんもおばあちゃんの顔を覚え、買いに来てくれたとき会話をするような関係性になったそうです。
ある年2日目になっても3日目になってもおばあちゃんが来ないので、どうしたのかね?って話をしていたところに、汗をびっしょりかいたおじいさんが来たそうです。
聞くと、なかなか栗山のブースが見つからなくてほうぼう探し歩いて汗だくになってしまったとのこと。
どうしてそんなに栗山を探していたのか尋ねたところ
『毎年ここのトマトを楽しみにしていた妻の仏壇に供えてあげたかった。』
そのおじいちゃんは毎年トマトを買いに来ていたおばあちゃんの旦那さんだったそうです。
国岡さんは頑張って続けてて良かったなって思ったそうです。
私ももう少し頑張ろう。
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