ふるさと納税で子どもたちにたき火体験を

たき火

 

こんにちは。栗山町ふるさと納税担当の原田です。

 

栗山町では、ふるさとの自然で目一杯活動することを通して、感受性豊かな子どもたちを育み、また同時に、ふるさとの尊さを伝える独自の教育活動「ふるさと教育」を推進しています。

昨年度は町内全ての小中学生を含む、のべ4000人以上の児童生徒が「ふるさと教育」の一環として自然体験活動に参加しました。

この活動の一部には、ふるさと納税で全国の皆さまからいただいた寄附金を活用しております。

 

今回は町外の親子を対象に開催されたイベントにおじゃましてきましたので、その様子を少しだけお伝えします!

 

ハサンベツ里山

 

舞台は「ハサンベツ里山」。

 

かつては人々が農業を営みながら暮らしていたこの地ですが、時代の移り変わりと共に人はいなくなり、農地は荒れ果て、外来種の雑草が繁茂し、荒れ地となっていました。

 

このままではふるさとの原風景が失われ、子どもたちの心にふるさとの風景を残す事ができなくなる。

 

そう危惧した町民有志が集まり、この土地を豊かな里山に再生し、子どもたちが安心して自然と触れ合うことができる体験フィールドにしようと、2001年に「ハサンベツ里山計画実行委員会」を発足。

「ハサンベツ里山20年計画」なる、20年もの長期計画を策定し、今日まで活動を続けてきました。

 

今では町教育委員会とも連携し、小中学校の総合学習はもちろんのこと、理科や社会科の授業の一環としてふるさとの自然や文化を題材に学ぶ「ふるさと教育」が根づいています。

 

今回は「ハサンベツ里山」「ふるさと教育」のお話はこの程度にしておきましょう。

詳しく知りたい方は自然体験活動を指導する「NPO法人雨煙別学校」さんのホームページをご覧ください。

 

 

さて、今回の体験はたき火で焼き芋!

みなさん「たき火で焼き芋」したことありますか?

というか、「たき火」自体したことありますか?

都会の皆さまは特に経験者少ないのではないでしょうか。

 

とは言え、いくら北海道でもこのご時世です。火を扱ったことのない子どもたちがたくさんいます。

正しい火の扱い方を教わりながら、実際に自分でやってみることで、本物の経験が子どもたちに蓄積されていくのです。

 

今どき火の扱いなんていらないじゃん。って話なのですが、この体験から学ぶことはそれだけではないようです。

言葉では伝えきれないので写真をみてください!

 

焚き火
熱心に説明を聞く子どもたち
マッチ
初めてマッチを手にする子も
シラカバ
着火剤にはシラカバの樹皮を。油分を含み最高の着火剤です。
焚き火
いざ着火!腰が引けてるよ。火がどれだけ熱いか知らなかった子どもたち。
たき火
乾いた薪はあっという間に燃え広がります
さつまいも
さつまいもを濡らした新聞紙で包み、アルミホイルは三重に。
焼き芋
薪の上に綺麗に並べたら
落ち葉をかけて落ち葉焼き
落ち葉をかけて落ち葉焼き
やきいも
40分ゆっくり火を通せば蜜も滴る焼き芋の出来上がり!

 

自然の中で普段とは違う経験をすることで、五感をフル活用し、多くの刺激を受け、多くの学びや気付きを得るのだと思います。

 

上手く伝えられませんが、「子どもたちのためになんかいいことしてるんだな」と感じていただければ幸いです。

 

皆さまにとって「応援したくなる」「気になる」存在となるよう、栗山町ふるさと納税頑張ります。